試合結果

2011年12月10日 20:45

Inter
4' (2nd half) Nagatomo
41' Pazzini
Fiorentina
主審 Paolo Tagliavento / 副審 Giordano, Ghiandai / 第4審判 Gallioni
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レポート
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エステバン・カンビアッソ
6.6
6.6
ジュリオ・エスピンドラ
6.74
6.74
ワルテル・サムエル
7.05
7.05
マイコン・シセナンド
7.17
7.17
サリー・ムンタリ
4.45
4.45
ディエゴ・ミリート
6.05
6.05
チアーゴ・モッタ
6.83
6.83
ルシオ・フェレイラ
7.22
7.22
フィリッペ・コウチーニョ
7.55
7.55
ジャンパオロ・パッツィーニ
7.3
7.3
長友・佑都
7.56
7.56
マルコ・ファラオーニ
8.11
8.11
マウロ・サラテ
4.64
4.64
チーム<br>平均点 6.71
7 枠内シュート 2
9 枠外シュート 5
12 ファウル 12
6 CK 2
1 オフサイド 1
27:55 ポゼッション 22:40
DA IMPLEMENTARE
勝(51) 分(20) 敗(16)

[ミラノ] "ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムのファンの前でフィオレンティーナを2-0で下し、インテルは久しぶりの勝利をモノにした。前半、先制ゴールを決めたのはパッツィーニ。コウチーニョのクロスを決めたものだが、これがセリエAでは77日ぶりのゴールだった。そして、後半早々、相手DFのミスを突いて長友が追加点を決めてインテルの勝利を決定付けた。インテルはこの日の勝利でカンピオナートでの勝ち点を17に伸ばした。

前半:セリエA第15節の対フィオレンティーナ戦、先週のウディネーゼ戦でレッドカードをもらったサネッティは出場停止(セリエAでの初の出場停止)。キヴ、フォルラン、スナイデルを故障で欠いたラニエリ監督は、DFラインをケガから戻ってきたマイコンを右サイドに長友を左サイド、センターバックコンビをルシオとサムエルで構成。中盤はモッタとカンビアッソのダブルボランチ、右にファラオーニ、左にコウチーニョ、2トップをパッツィーニとミリートで構成した。ヴィオラは、ジラルディーノのワントップ、その背後にリャイッチを据えた。モントリーヴォとチェルチはケガで欠場、ヨヴェティッチはスタンドからの観戦となった。サネッティ欠場により、キャプテンマークはカンビアッソに委ねられた。ウォームアップの時間帯、ジャイアントスクリーンには、10年前に他界したジュゼッペ・プリスコ前副会長を偲ぶ映像が映し出された。生きていれば、今日が彼の90歳の誕生日になるはずだった。
4分にインテル最初のチャンス。コウチーニョからのパスを受けたパッツィーニがシュートを打つが、ボルツがこれをキャッチする。その1分後、長友がミドルシュートを打つが、これは枠を外れた。インテルの攻撃はさらに続く。コウチーニョのパスを今度はミリートがシュートするが、相手DFの体に当たる。そして、10分には、コウチーニョのクロスにパッツィーニがヘッドで合わせようとしたが、わずかに及ばず。18分にはルシオの低いクロスにパッツィーニが再びトライ、しかしデ・シルヴェストリが防ぐ。この日のデ・シルヴェストリは絶好調であることを示した。
31分にはインテルに先制ゴールのチャンス。右サイドをコウチーニョがドリブルで突破、中に切り込んで強烈な右足のシュートを放つが、ボルツがパンチングで防ぐ。
41分にインテルに先制ゴール。コウチーニョの左足のクロスボールをパッツィーニが右足のアウトサイドで浮き球、ファーサイドに叩き込んだ。パッツィーニのカンピオナートでのゴールは、9月24日のボローニャ対インテル戦以来の久しぶりのものだった。このまま前半はインテルの1-0のリードで終了。

後半:ハーフタイムでの交代はなし。後半開始早々の4分、インテルに追加点が生まれる。パッツィーニのスルーパスに長友が抜け出たが、一度は、パスクアーレに阻まれたかに見えた。だが、パスクアーレのクリアボールが長友の腹に当たり、そのままゴールイン。インテルにとっては貴重な追加点となった。終始ゲームをコントロールしたインテル。22分には、チアーゴ・モッタが左足で低い弾道の強烈なミドルシュートを打つが、ボルツがこれを辛うじてセービング。
23分、ヴィオラにこの日初めての枠内シュート。エリア周辺、20メートルの地点からのフリーキックをバルガスが蹴り、シュートは壁に当たりコースを変えたが、ジュリオ・セザルが確実にキャッチした。
32分にはインテルに追加点の絶好のチャンス。右サイドのマイコンの絶妙なクロスをファーサイドにいたムンタリが完全にフリーでシュート。だが、左足でのシュートはジャストミートせず、反れたボールにパッツィーニがスライディングで飛び込むがわずかに及ばず、追加点はならなかった。40分には、今度はムンタリのパスを受けたパッツィーニがシュートを放つが、ボルツがパンチングで防ぐ。そして、その1分後、ヴィオラはシルバがクロスに合わせてヘッディングシュートを放つが、ジュリオ・セザルがこれを難なくキャッチ。試合終了間際、何度かジラルディーノがゴールに迫るが、インテルゴールを割るには至らなかった。3分間のロスタイムの後、ゲーム終了。インテルは2-0の勝利を手にした。


インテル対フィオレンティーナ 2ー0
得点者:
前半41分 パッツィーニ、後半4分 長友

インテル:1 ジュリオ・セザル;13 マイコン、6 ルシオ、25 サムエル、55 長友;37 ファラオーニ、8 チアーゴ・モッタ、19 カンビアッソ、29 コウチーニョ(後半17分、77 ムンタリ);7 パッツィーニ、22 ミリート(後半19分、28 サラテ)
控え選手:12 カステッラッツィ、2 コルドバ、11 アルバレス、18 ポーリ、30 カスタイニョス
監督:クラウディオ・ラニエリ

フィオレンティーナ:1 ボルツ;29 デ・シルヴェストリ、5 ガンベリーニ、14 ナターリ、23 パスクアル;85 ベーラミ、20 ムナーリ(後半7分、17 サリフ)、21 ラッザーリ(後半30分、13 カルジャ)、6 バルガス;22 リャイッチ(後半20分、10 シルバ);11 ジラルディーノ
控え選手:89 ネト、15 ナスタシッチ、28 ロミーツィ、92 ロームロ
監督:デリオ・ロッシ

主審:パオロ・タリアヴェント(テルニ)
警告:前半38分 マイコン、後半6分 ガンベリーニ
ロスタイム:前半0分、後半3分
観客:39,917人

広報部

先発メンバー

Julio Cesar 1 Boruc
Maicon 13 De Silvestri
Lucio 6 Gamberini
Samuel 25 Natali
Nagatomo 55 Pasqual
Faraoni 37 Behrami
Motta 8 Munari
Cambiasso 19 Lazzari
Coutinho 29 Vargas
Pazzini 7 Ljajic
Milito 22 Gilardino

ベンチ

Castellazzi 12 Neto
Cordoba 2 Silva
Alvarez 11 Kharja
Poli 18 Nastasic
Zarate 28 Salifu
Castaignos 30 Romizi
Muntari 77 Romulo