試合結果

2012年1月29日 15:00

Lecce
40' Giacomazzi
Inter
主審 Luca Banti / 副審 Petrella, De Luca / 第4審判 Damato
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レポート
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ハビエル・サネッティ
4.86
4.86
エステバン・カンビアッソ
4.72
4.72
ジュリオ・エスピンドラ
6.5
6.5
ワルテル・サムエル
5.38
5.38
マイコン・シセナンド
3.77
3.77
ディエゴ・ミリート
4.71
4.71
ジョエル・チュクウマ・オビ
4.78
4.78
ルシオ・フェレイラ
4.3
4.3
ヴェスレイ・スナイデル
5.21
5.21
ジャンパオロ・パッツィーニ
4.43
4.43
長友・佑都
6.04
6.04
リカルド・アルバレス
3.79
3.79
マウロ・サラテ
2.88
2.88
チーム<br>平均点 4.72
3 枠内シュート 9
2 枠外シュート 6
14 ファウル 5
5 CK 7
4 オフサイド 6
21:55 ポゼッション 33:11
DA IMPLEMENTARE
勝(11) 分(4) 敗(3)

[レッチェ] カンピオナート8連勝を狙ってピッチに上がったインテルだったが、前半の40分、ジャコマッシにゴールを決められ苦戦を強いられた。前後半を通じて、インテルは圧倒的に攻め続けたが、2つのゴールがオフサイドで取り消しになるなどツキに欠ける場面もあったりして、結局、0-1で手痛い敗戦を喫することになった。

前半:レッチェの"ヴィア・デル・マーレ"スタジアムでのセリエA第20節のゲーム。セリエA後半戦の初戦、レッチェ戦に向けて、ラニエリ監督はDFラインのセンターコンビをルシオとサムエルで構成、右サイドバックにはマイコン、左サイドには長友を据えた。MFにはサネッティ、カンビアッソ、オビ、トップ下にスナイデルを据えた。そして2トップはパッツィーニとミリートのコンビで構成している。試合開始前、先日死去した元イタリア共和国大統領、オスカル・ルイージ・スカルファロに1分間の黙祷が捧げられた。雨の中、インテルのキックオフでゲームはスタート。最初に決定的チャンスを掴んだのはインテル。前半10分、不用意なドリブルを試みたGKベナッシのボールをミリートが奪い取り、狭い角度から、がら空きのゴールにボールを流し込もうとしたが、ボールはわずかにファーサイドの枠を外れた。その直後、スナイデルが左サイドからミドルシュートを放ったが、ボールは上に外れた。19分、インテルが相手エリア付近まで攻め込むが、そのボールを奪われ、カウンターアタックの対応に迫られる。DFラインの背後に蹴られたボールにサムエルが対応したが、スピードではるかに優るムリエルがボールを奪い、GKと1対1の状態からシュート。ジュリオ・セザルがこれを何とかブロックしてインテルは事なきを得た。さらに23分、レッチェは再びカウンターアタックでインテルを攻めることになる。カウンターからのボールをクアドラードがエリア周辺から強烈なシュート。ボールはわずかに上に外れた。25分、今度はインテルが攻めに入る。相手DFのボールを奪ったスナイデルがそのままシュート。カーブをかけたシュートはわずかにファーサイドの枠を外れた。そして30分にインテルにとって最大のチャンスが訪れた。スナイデルのコーナーキックにサムエルが完璧なタイミングでヘッドで合わせ、決まったかに見えたが、ベナッシがこれを辛うじて手に触れてコーナーに逃げた。波状攻撃を仕掛けるインテル。その1分後、今度はカンビアッソがヘディング、これはわずかに枠を外れた。32分にはカンビアッソがオフサイドラインぎりぎりのポジションを取るパッツィーニにクロスをフィード、このボールをパッツィーニが強くシュートを打ったが、ベナッシがこれをパンチングで防いだ。インテルが何度となくチャンスを逸した後に、レッチェに先制ゴールが生まれることになる。右サイドからオッドがクロス。このボールが不規則バウンドでエリア中央のジャコマッシにこぼれた。ジャコマッシが振り向きざまにシュート、ファーサイドに飛んだボールにジュリオ・セザルは反応することが出来ず、レッチェに先制点を許す形となった。その2分後、再びピンチに見舞われたインテルだが、今度は、ジュリオ・セザルがムリエルの強烈なシュートを鮮やかなセービングで防いだ。前半は1-0でホームのレッチェのリードで終わった。

後半:ハーフタイムでの選手交代、ラニエリ監督はスナイデルに代えてアルバレスをピッチに送り出した。1点を追うインテルは6分にチャンスを迎える。アルバレスの左サイドからのコーナーキックをサムエルがヘッドで合わせた。ボールはポストを叩き、跳ね返ったところをカンビアッソがゴールに押し込んだが、カンビアッソがオフサイドポジションにあったということでゴールは取り消された。18分にはドリブルでエリア周辺に切り込んだアルバレスが左足でミドルシュートを放つが、これは枠を大きく外れた。今日のインテルはツキも欠いていた。26分にも、再びゴールが取り消されることになる。左からのコーナーキックのボールをパッツィーニが落とし、そのボールをカンビアッソがシュート。さらに、こぼれたボールをミリートが押し込んだが、ミリートのポジションがオフサイドだったということでゴールは取り消された。26分、ラニエリ監督はオビに代えてサラテをピッチに送り込む。1点を追って必死の攻撃を仕掛けるインテル。41分にはマイコンがエリア周辺から強烈なミドルシュートを放ったが、ベナッシにキャッチされた。インテルにとって惜しかったのは45分のチャンス。パッツィーニがマイコンのクロスに絶妙なタイミングのヘッドで合わせた。誰の目にもシュートは決まったかのように見えたが、今日絶好調のベナッシが辛うじて左手でボールを弾き出した。その直後、前がかりになっていたインテルの背後をレッチェがカウンターで突く場面があった。抜け出たディ・ミケーレがGKと1対1になってシュートを放ったが、今度は、ジュリオ・セザルが鮮やかなセービングでこれを防いだ。4分間のロスタイムの後、主審のバンティ氏は試合終了の笛を吹いた。レッチェは今シーズン初のホームでの勝利。インテルはカンピオナートでの連勝記録を7つでストップされた。


レッチェ対インテル 1-0
得点者:
前半40分 ジャコマッシ

レッチェ:81 ベナッシ;30 オッド、13 ミリオニコ、40 トモヴィッチ;7 クアドラード、18 ジャコマッシ(後半33分、8 オボド)、26 ブラージ、10 オリベーラ、28 ブリーヴィオ;24 ムリエル(後半27分、11 セフェロヴィッチ)、17 ディ・ミケーレ
控え選手:25 ペトラーキ、16 ディアムテーヌ、21 グロスミュラー、22 ピアッティ、91 ベルトラッチ
監督:セルセ・コズミ

インテル:1 ジュリオ・セザル;13 マイコン、6 ルシオ、25 サムエル、55 長友;4 サネッティ、19 カンビアッソ、20 オビ(後半27分、28 サラテ);10 スナイデル(後半1分、11 アルバレス);7 パッツィーニ、22 ミリート
控え選手:12 カステッラッツィ、2 コルドバ、18 ポーリ、23 ラノッキア、26 キヴ
監督:クラウディオ・ラニエリ

主審:ルーカ・バンティ(リヴォルノ)
警告:前半43分 クアドラード、後半23分 ムリエル、33分 オリベーラ
ロスタイム:前半2分、後半4分

広報部

先発メンバー

Benassi 1 Julio Cesar
Oddo 13 Maicon
Miglionico 6 Lucio
Tomovic 25 Samuel
Cuadrado 55 Nagatomo
Giacomazzi 4 Zanetti
Blasi 19 Cambiasso
Olivera 20 Obi
Brivio 10 Sneijder
Muriel 7 Pazzini
Di Michele 22 Milito

ベンチ

Petrachi 12 Castellazzi
Diamoutene 2 Cordoba
Obodo 11 Alvarez
Grossmuller 23 Ranocchia
Piatti 26 Chivu
Seferovic 18 Poli
Bertolacci 28 Zarate