パレルモ発 - インテルは、22日（日）午後にスタディオ・レンツォ・バルベラで行われたパレルモ戦に1-0で勝利し、リーグ戦連勝記録を6試合に伸ばした。

　前半は無得点に終わったが、65分にジョアン･マリオがゴール至近距離からボールをネットに流し込み、インテルが先制することに成功する。試合終了10分前にはクリスティアン・アンサルディが2枚目のイエローカードを受け退場となるが、ネラッズーリを得点を許さずパレルモに勝利している。

　パレルモのクアイソンがミランダを守備に追いやり、ホームチームが素晴らしい立ち上がりを見せる。ムリージョとブロゾヴィッチもその後すぐに守備を強いられ、パレルモはインテルに激しいプレッシャーにかけた。

　だが、インテルはすぐに攻勢に出る。だがイカルディ、カンドレーヴァのシュートはパレルモGKの好セーブに阻まれる。26分、インテルに前半最高のチャンスが訪れる。ブロゾヴィッチが左ボックス外から強烈なシュートを放つが、パレルモGKが再びファインセーブ。しかし、そのこぼれ球に反応したイカルディが頭で合わせる。ボールはゴールへと向かったように見えたが、ゴールの上に外れた。

　後半は両チーム共に選手交代はなかったが、前半と比べて明らかにエナジーが足りないと感じたピオリ監督は、ジョアン・マリオをピッチに投入した。インテルはより一層、パレルモゴールに攻撃を仕掛ける。ペリシッチとイカルディが立て続けにヘディングでゴールを狙うがネットを揺らすことはなかった。

　インテルのゴールは、試合開始から65分に生まれる。カンドレーヴァの右サイドからのクロスがボックス内のジョアン・マリオへ渡り、このポルトガル人はゴール前数メートルの所からインサイドキックでボールをゴールへと流し込んだ。

　先制ゴールの後、インテルは試合をコントロールしていたが、ネストロフスキと交錯したアンサルディが今日2枚目の警告を受けて退場となってしまう。その後はパレルモが奮起し、前へと攻め込むがインテルが冷静に対応し勝ち点3を手にしている。

パレルモ 0-1 インテル（前半0-0）
得点者：ジョアン・マリオ（65分）

パレルモ：1 パサヴェッチ； 15 チョネク、 12 ゴンサレス、 6  ゴルダニガ；  3 リスポリ（23 ディアマンティ 70分）、 25 エンリケ（ 22 バログ 70分）、 28 ヤヤロ（18 チョチェフ 81分）、 14 ガッツィ、 97 ペッツェーラ ； 21 クアイソン、 30 ネストロフスキ
控え: 55 マルゾン、 2 ヴィテッロ、 4アンジェルコヴィッチ、 8 トラジョコヴィスキ、 11 エンバロ、 19アレーサミ、 27 ベンティヴェニャ、 89 モルガネッラ、 98 ファーゾ
監督：エウジェニオ・コリーニ

インテル：1 ハンダノヴィッチ；33 ダンブロージオ、 24ムリージョ、 25 ミランダ、 15 アンサルディ； 77 ブルゾヴィッチ、 5 ガリアルディーニ； 87  カンドレーヴァ（21 サントン 82分）、19 バネガ（6  ジョアン・マリオ 56分）、 44 ペリシッチ（7 コンドグビア 76分）； 9 イカルディ
控え：30  カリーソ、 2 アンドレオッリ、 8 パラシオ、 11 ビアビアニー、 13 ラノッキア、 17 メデル、 23 エデル、 55 長友、 96 バルボーサ
監督：スレファノ・ピオリ

イエローカード：ネストロフスキ­（19分）、アンサルディ（21分）、ダンブロージオ（35分）、ゴルダニガ（43分）、ガッツィ（63分）、バログ（78分）、ディアマンティ（83分）、クアイソン（90分）

累積退場：アンサルディ（80分）、ガッツィ（90+5分）

アディショナルタイム：2+5分

主審：イラッティ
副審：パガネッシ、ペレッティ
第4審：マッラッツォ
追加審判：バンティ、ラ・ペッナ

先発メンバー

ベンチ