試合結果

2011年11月27日 15:00

Siena
Inter
45' (2nd half) Castaignos
主審 De Marco / 副審 Rosi, Grilli / 第4審判 Romeo
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レポート
レポート
ハビエル・サネッティ
7.26
7.26
デヤン・スタンコヴィッチ
4.75
4.75
エステバン・カンビアッソ
5.24
5.24
ジュリオ・エスピンドラ
6.53
6.53
ワルテル・サムエル
6.44
6.44
ディエゴ・ミリート
6.04
6.04
チアーゴ・モッタ
6.53
6.53
ジョエル・チュクウマ・オビ
5.65
5.65
アンドレア・ラノッキア
6.2
6.2
ジャンパオロ・パッツィーニ
5.41
5.41
長友・佑都
5.37
5.37
ルク・カスタイニョス
7.26
7.26
リカルド・アルバレス
5.49
5.49
マウロ・サラテ
4.54
4.54
チーム<br>平均点 5.91
0 枠内シュート 4
7 枠外シュート 5
10 ファウル 12
5 CK 6
3 オフサイド 1
21:16 ポゼッション 37:02
DA IMPLEMENTARE
勝(6) 分(2) 敗(1)

[シエナ] "アルテミオ・フランキ/モンテパスキ・アレーナ”スタジアムで行われたセリエA・2011ー12シーズン第13節のシエナ対インテル戦は両チーム目立ったプレーもなく、90分ノーゴールで終わるかと思われたが、ゲーム終了間際、カスタイニョスがゴールを決めて、インテルが勝利をモノにした。24分にパッツィーニ、85分にチアーゴ・モッタにゴールチャンスがあったが、インテルにとっては数少ないチャンスをモノにしたという印象のゲームだった。かくして、インテルは、カスタイニョスのセリエA初ゴールで、アルテミオ・フランキでの不敗記録を8つまで伸ばした。さらに、この勝利でインテルはカンピオナートでの勝ち点を14に伸ばした。

前半:インテルは4-1-4-1のシステムでゲームに臨んだ。ルシオ、キヴ、ジョナタンをケガで欠くチーム状況、ラニエリ監督は中央をラノッキアとサムエル、右サイドに長友、左サイドにサネッティでDFラインを構成。中盤の底にはモッタ、セントラルミッドフィールドのポジションにはスタンコヴィッチとカンビアッソ、右サイドにアルバレス、左サイドにサラテ、そして、ワントップにはパッツィーニを据えてシエナ戦に臨んだ。一方、デストロをケガで欠いたシエナは、カライオとラロンドで2トップを構成してインテル戦に臨んだ。メッシーナの洪水での犠牲者に1分間の黙祷が捧げられた。8分、アルバレスがドリブルでエリアに近づき、サラテにパスを出すが、サラテがボールを失ってチャンスを逸した。10分には、アルバレスのパスを中央で受けたスタンコヴィッチが強烈な右足シュートを放つが相手GKがこれをダイブしてキャッチ。14分、カライオを倒してラノッキアがイエローカードをもらう。そして16分にはインテルにチャンス。右サイドからの左足の完璧なクロスを中央でパッツィーニがフリックオン、ファーサイドにいたサラテがヘッドで合わせたが、相手GKブルキッチの正面を突く形となった。24分にはまたしてもアルバレスの完璧なクロスにパッツィーニがヘッドで合わせたが、ボールは枠を外れた。29分にはマンニーニのファウルで絶好のポジションからのFKがインテルに与えられる。その後、2回連続してインテルにコーナーキックのチャンス。2つ目のコーナーでインテルに絶好のチャンスが訪れる。GKが取り損ねたボールにサムエルが反応。相手ゴール手前で強烈なシュートを打つが、ボールは相手DFに当たってエリア外にこぼれる。そのボールを拾ったシエナがカウンターアタックに転ずる。左サイドを独走したブリエンツァがフリーでシュートを放つが、ボールは上に外れた。その直後、マンニーニが絶好のポジションからヘッドで合わせるがこれも枠を外した。インテルは連続してピンチを逃れる形となった。デ・マルコ主審は1分間のロスタイムを指示したが、ロスタイムにインテルベンチは冷や汗をかくことになる。ラロンドからのパスを受けたカライオが左足でシュートを放った。「やられた!」と思ったが、ボールはわずかに枠を外れ、インテルは事なきを得た。結局、0-0で前半戦が終了した。

後半:ハーフタイムでインテルは2人を交代。アルバレスに代わってオビ、サラテに代わってカスタイニョスがピッチに上がった。いきなりシエナに先制ゴールのチャンス。後半3分、マンニーニのパスを受けたカライオがラノッキアをかわして、左足でシュートを放ったが、ボールはわずかに枠を外れた。9分にはオビが失ったボールを繋いだシエナは、最後にラロンドが左足でシュートを放ったが、これもわずかに枠を外れた。一方、インテルは、12分、スタンコヴィッチがエリア周辺から強烈な右足シュートを放つが、ファーサイドに外れた。15分にはガッツィからのパスをエリア内で受けたラロンドが、ボールをキープしながら、サムエルと衝突して倒れ、PKを要求したが、レフェリーはこれを認めなかった。この日も、サネッティは確実な守備でインテルを何度となくピンチから救った。極めつけは、18分のプレー。ラロンドのクロスがカライオに渡る手前でボールをカット、インテルの失点を防いだ。後半は終始インテルのペース。35分、パッツィーニがゴール前に抜け出る格好となったが、オフサイドの判定を受けた。39分、エリア周辺正面という絶好のポジションでカスタイニョスがボルゾーニのファウルを誘い、フリーキック。チアーゴ・モッタが左足で絶妙なフリーキックを蹴ったが、ブルキッチがダイビングでこれを弾き出した。誰もがゴールレスドローになると思ったその瞬間、カスタイニョスが姿を現した。チアーゴ・モッタの背後からの完璧なパスを受けたカスタイニョスは振り向きざまに右足でシュート。ボールはゴール隅に吸い込まれた。3分間のロスタイム、シエナに反撃の力は残っていなかった。インテルはこの日の勝利でカンピオナートでの勝ち点を14に伸ばした。

シエナ対インテル 0ー1
得点者:
後半45分 カスタイニョス

シエナ:1 ブルキッチ;2 ヴィティエッロ、13 ロッセッティーニ、19 テルツィ、3 デル・グロッソ;70 マンニーニ、10 ダゴスティーノ、14 ガッツィ(後半25分、36 ボルゾーニ)、23 ブリエンツァ;11 カライオ(後半19分、83 レジナウド)、9 ラロンド(後半30分、18 ゴンサーレス)
控え選手:25 ペゴロ、6 アンジェロ、27 ベルモンテ、80 コンティーニ
監督:ジュゼッペ・サンニーノ

インテル:1 ジュリオ・セザル;4 サネッティ、23 ラノッキア、25 サムエル、55 長友;8 チアーゴ・モッタ、11 アルバレス(後半1分、20 オビ)、5 スタンコヴィッチ、19 カンビアッソ(後半36分、22 ミリート)、28 サラテ(後半1分、30 カスタイニョス);7 パッツィーニ
控え選手:12 カステッラッツィ、2 コルドバ、16 カルディローラ、18 ポーリ
監督:クラウディオ・ラニエリ

主審:アンドレア・ディ・マルコ(キアーヴァリ)
警告:
前半14分 ラノッキア、38分 テルツィ、後半36分 ブリエンツァ、43分 スタンコヴィッチ、46分 ブリエンツァ
退場:
後半46分 ブリエンツァ
ロスタイム:
前半1分、後半3分

広報部

先発メンバー

Brkic 1 Julio Cesar
Vitiello 55 Nagatomo
Rossettini 23 Ranocchia
Terzi 25 Samuel
Del Grosso 4 Zanetti
Mannini 8 Motta
D'Agostino 11 Alvarez
Gazzi 5 Stankovic
Brienza 19 Cambiasso
Calaiò 28 Zarate
Larrondo 7 Pazzini

ベンチ

Pegolo 12 Castellazzi
Angelo 2 Cordoba
Belmonte 16 Caldirola
Gonzalez 18 Poli
Bolzoni 20 Obi
Contini 22 Milito
Reginaldo 30 Castaignos