TIMカップ、インテル対ローマ 1-1:ネラッズーリは決勝へ

マン・オブ・ザ・マッチは、後半13分に先制点を決めたサミュエル・エトオ。39分にボリエッロが同点に持ち込むも、ローマは敗退

[ミラノ] 5月29日にローマの“スタディオ・オリンピコ”で行われるTIMカップ決勝は、インテルとパレルモで争われることになった。ローマとの準決勝、ファーストレグで決勝ゴールを決めたのはスタンコヴィッチだった。そして、今日、インテリスタの前で、ゲームの立役者になったのはエトオだった。サネッティのキャリア1000試合という記念ゲームで引き分けに終わったものの、インテルはこの7年間で6回目となるコッパ・イタリア決勝進出を果たしたのである。

前半は、インテルがマイコンとパッツィーニ、ローマがデ・ロッシ、ボリエッロなどがチャンスを掴んだが、結局、両チームとも得点なし。後半13分、エトオが右足でシュートを叩きこみ観客を歓喜の渦に巻き込んだ。39分、ボリエッロがヘッドで同点シュートを決めたが、ファーストレグで勝利を収めているインテルの決勝進出が決まった。

前半:ファーストレグでインテルに勝利をもたらすゴールを決めたスナイデルとスタンコヴィッチを欠いたインテル。この試合、レオナルドはセンターバックにルシオとキヴ、右サイドにマイコン、左サイドに長友という形でディフェンスラインを構成。カンビアッソとマリガが中盤の底、パッツィーニのワントップ、2列目にサネッティ、カルジャ、エトオを並べる布陣を敷いた。

この試合は、インテルのキャプテン、ハビエル・サネッティにとって記念すべきプロとしての1000出場となる試合。試合前、テクニカルディレクター、マルコ・ブランカからサネッティに銀の皿が贈呈された。キャリア1000試合を実現した選手は、サネッティが10人目。サン・シーロの観客はスタンディング・オベーショでこれを称えた。

試合開始早々、右からマイコンがシュート、サイドネットに吸い込まれる。5分、ピサーロが足を滑らせボールを失う。エトオがボールを拾ってパッツィーニにパス。パッツィーニがアウクロバチックな体制からシュート打つが、フアンにブロックされる。インテルが優勢に始まったこの試合。10分にローマにチャンスが訪れる。10分、ルシオとマイコンの緩慢なプレーを突いたボリエッロがシュート、クロスバーの上に外れる。その2分後、マイコンのパスからエトオが右足でシュートを打つが、わずかに外れる。13分、狭いスペースの中でのコンビネーションから、デ・ロッシが中央から右足のシュートを放つが、枠をわずかに外す。16分、ルシオに対するカッセッティのファウル、エトオのFKは壁に当たる。19分、デ・ロッシの右足でのミドルシュートはわずかに枠を外れる。26分、マリガのクロスにパッツィーニがヘッドで飛び込むが、わずかに届かず。39分、メネズが突破を図るが、長友が完璧にそれを防いだ。両者が正面からぶつかり合う好ゲーム。スピードに満ち、高いリズムで戦われた45分間だった。アディショナルタイムは1分間、前半は0-0で終了。

後半:ハーフタイムでモンテッラ監督はピサーロを下げて、グレーコを投入した。6分、ローマのFK、グレーコのクロスは惜しくも直接セザルの腕の中へ。そして、13分、先制ゴールを奪ったのはインテルだった。マリガのロングパスを受けたカルジャがエリア内のエトオにパス。エトオがこれをワンストップした後、鮮やかに決めたもの。カルジャのパスをペロッタが手で触れたようだったが、レフェリーは流した。エトオのシュートが決まっていなかったら、レフェリーはPKを指示したはず。エトオのシーズン34個目のゴールでインテルがリードを奪った。21分に、インテルに追加点のチャンス。パッツィーニはフアンとリーセをかわして、右足でシュートを打ったが、ドーニが完璧な反応でセーブした。その2分後、今度はジュリオ・セザルがファインセーブでインテルを救うことになる。カッセッティのクロスをボリエッロが左足でシュートしたが、これをジュリオ・セザルが完璧にキャッチして防いだもの。27分には、サネッティのスルーパスに抜け出たミリートがファーサイドへのシュート。ドーニがこれを足でセーブする。31分、ローマが攻撃に転じる。だが、今日のローマにツキはなかったようだ。ボリエッロのシュートが2回ポストを叩くという不運。34分には、エトオがカーブのかかったシュートを放つが惜しくもクロスバーの上にわずかに外れた。その2分後、カッセッティのシュートを2回にわたってジュリオ・セザルがセーブ、インテルはピンチを逃れる。39分、ローマはペロッタのクロスにボリエッロがヘッドで合わせて同点に追い付く。46分、 ミリートがエリア内でフアンに倒されたが、明らかにPKと思われたが、ファウルはなしという判定。ロスタイムの3分が経過、インテル対ローマの準決勝セカンドレグは引き分けに終わった。

インテル対ローマ戦 1-1

得点者:後半13分 エトオ、39分 ボリエッロ

インテル:1 ジュリオ・セザル、13 マイコン、6 ルシオ、26 キヴ、55 長友、19 カンビアッソ、17 マリガ、4 サネッティ、14 カルジャ(後半30分、8 チアーゴ・モッタ)、9 エトオ、7 パッツィーニ(後半22分、22 ミリート)
控え選手:12 カステッラッツィ、20 オビ、23 マテラッツィ、27 パンデフ、29 コウチーニョ
監督:レオナルド

ローマ:32 ドーニ、77 カッセッティ、29 ブルディッソ、4 フアン、17 リーセ、7 ピサーロ(後半1分、23 グレーコ)、16 デ・ロッシ、20 ペロッタ、30 シンプリシオ(後半11分、9 ヴチニッチ)、94 メネズ(後半28分、47 カプラーリ)、22 ボリエッロ
控え選手:1 ロボント、3 カステッリーニ、15 ロリア、87 ロージ
監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ

主審:ダニエレ・オルサート(スキーオ)
警告:後半42分 マイコン、44分 ペロッタ、45分 ブルディッソ
ロスタイム:前半1分、後半3分
観衆
:33,094人



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