TIMカップ、インテル対パレルモ:3-1、ネラッズーリがチャンピオンに!

TIMカップ、インテル対パレルモ:3-1、ネラッズーリがチャンピオンに!

エトオのドッピエッタとミリートのゴールで、インテルは7回目のコッパ・イタリア優勝を果たす

[ローマ] 2010-11シーズン、TIMカップ決勝戦、インテルはパレルモを3-1で破り、コッパ・イタリアのチャンピオンとなった。

スタディオ・オリンピコは空席なしの超満員。これは、63回を数えるコッパ・イタリアの歴史で異例のことである。前半26分、スナイデルの絶妙なスルーパスをエトオが鮮やかに決めて先制点。さらに、後半31分、ヴェスレイ/サミュエルのコンビネーションはインテルに2点目をもたらした。エトオのドッピエッタが決まった瞬間、スタジアム全体が歓喜の渦に巻き込まれた。だが、その直後、パレルモの反撃が始まる。後半43分、コーナーキックのボールをムニョスがヘッドで決めて1点差に。インテリスタの不安を打ち消したのがミリートのゴールだった。ロスタイム2分、ミリートが3点目のゴールを決め、インテルの勝利を決定づけたのである。この試合はレオナルドにとって初めてのカップ戦の決勝。レオナルドはインテルでの初のタイトルを獲得した。インテルにとってはクラブ創設以来7回目のコッパ・イタリア制覇となった。ちなみに、今回の優勝で、インテルは7年間で15個のタイトルを獲得したことになった。

<前半> マイコンを出場停止、カンビアッソをケガで欠いたレオナルド監督は、DFラインの中央にルシオとラノッキア、右サイドに長友、左サイドにキヴ、中盤はサネッティ、モッタ、スタンコヴィッチ、トップ下にスナイデル、2トップはパッツィーニ、エトオという布陣でTIMカップ決勝のパレルモ戦に臨んだ。イタリア国歌、『マメーリの賛歌』の演奏の後、モルガンティ主審はキックオフの笛を吹いた。ローマのスタディオ・オリンピコは超満員。キックオフ直後、パレルモにチャンス。ルシオがエリア周辺でボールを失い、イリチッチがエルナンデスにパス。エルナンデスのシュートはわずかに外れた。6分、エルナンデスがスナイデルにひじ打ち、さらに、7分、ゴイアンがパッツィーニに背後からタックル。12分には、バルザレッティのルシオへのファウル。ゲームはファウルの多い荒い展開となった。15分、スタンコヴィッチからのロングパスがパッツィーニにフィードされたが、シリグがこれをキャッチ。18分にはインテルはピンチに陥る。イリチッチとのワンツーから抜け出たパストーレがシュート、リバウンドを含めて2回にわたり、ジュリオ・セザルがセービング、得点を許さなかった。その1分後、パストーレが左足でファーポストを巻くようなシュートを打つがバーの上に外れる。その直後、負傷したゴイアンがベンチに交代を要求。2年間の出場停止が明けたカロッツィエリが今季初のピッチに上がった。26分、スタディオ・オリンピコに詰めかけたインテリスタに歓喜の瞬間が訪れる。インテルが先制点を挙げたのだ。チアーゴ・モッタが中盤で相手のボールを奪い、エルナンデスに倒されながらも、スナイデルにパス。スナイデルは絶妙なスルーパスをエトオが出し、エトオがこれを右足でファーサイドに決めた。手を胸に当ててシーズン36ゴール目を祝ったエトオは、クラブW杯決勝で見せたマテラッツィとのダンスパフォーマンスを披露した。32分、パレルモに同点のチャンスが訪れた。エルナンデスのクロスが逆サイドのバルザレッティに。エリア内でボールが動いた後、エルナンデスがシュート。ボールはキヴの体に当たってコースを変えたがジュリオ・セザルが見事なセービングでこれを防いだ。さらに、43分にはエルナンデスが左足のシュートを打つが、ジュリオ・セザルがキャッチ。1分間のロスタイムの後、インテルの1対0でハーフタイムに入った。

<後半> 後半はパレルモの攻撃で始まった。1分、バルザレッティのシュートをジュリオ・セザルが難なくキャッチ。4分には、パストーレのパスにエルナンデスが反応したが、キヴがスライディングで防いだ。5分、イリチッチのFKをジュリオ・セザルが飛び出してキャッチ。同様にして、エルナンデスへのクロスも、セザルが飛び出してキャッチ、ピンチを未然に防いだ。 10分、アックアーに代わってミッコリが入る。15分、またしてもジュリオ・セザルがピンチを防ぐことになる。右サイドからのパストーレのクロスにミッコリがヘディングで合わせたが、ジュリオ・セザルが見事なセービングでコーナーキックに逃げた。16分、レオナルドはパッツィーニに代えてパンデフを投入、システムをエトオのワントップにした。20分に、インテルはピンチに陥る。インテルのエリア内での密集からパレルモに同点にするチャンスがあったが、ルシオが辛うじてこれをクリア、ピンチを逃れた。22分、キヴはタックルでエルナンデスを封じる。エルナンデスはPKを要求したが、キヴのタックルはクリーンなもの。レフェリーはノーファウルと判定した。30分、エトオにシュートチャンスが訪れたが、スナイデルからのバックパスに合わせることが出来なかった。だが、その1分後に追加点が生まれる。リバウンドボールを拾ったパンデフがスナイデルにパス。スナイデルはそれを右から入り込んだエトオにパス。エトオはグラウンダーのシュートをファーサイドに決めて2-0にした。スタンドは歓喜の渦。インテルのコッパ・イタリア優勝は目前となった。41分にはスナイデルがカーブをかけたシュートを打つが、シリグの見事なセービングに阻まれる。試合終盤、パレルモが必死の反撃に転じる。41分、ミッコリが蹴ったコーナーキックにムニョスがヘッドで合わせて1点差になった。インテルにとっては不運な失点。すでにゴールラインを割っていたボールをモルガンティ主審が見逃したことで生まれたコーナーキックからの失点だった。ムニョスはパレルモに希望を与えた。だが、その直後、マリガへのファウルで2枚目のイエローカードをもらい、退場処分を食らった。ロスタイムに入って1分、エトオのフリーキックがクロスバーを叩いた。そして、フィナーレは、途中スナイデルに代わって入っていた“プリンシペ”のゴールだった。ロスタイム2分、相手陣奥深くまで入ったパンデフの折り返したボールをミリートが右足でゲット、勝利を決定づけた。5分間のロスタイムの後、モルガンティ主審は試合終了の笛を吹いた。インテルは3-1でパレルモを破り、2010-11シーズンのコッパ・イタリアを制したのである。

インテル対パレルモ 3-1
得点者
:後半26分、31分 エトオ、43分 ムニョス、47分 ミリート

インテル:1 ジュリオ・セザル、55 長友、6 ルシオ、15 ラノッキア、26 キヴ、4 サネッティ、8 チアーゴ・モッタ(後半37分、17 マリガ)、5 スタンコヴィッチ、10 スナイデル(後半42分、22 ミリート)、7 パッツィーニ(後半16分、27 パンデフ)、9 エトオ
控え選手:12 カステッラッツィ、14 カルジャ、23 マテラッツィ、25 サムエル
監督:レオナルド

パレルモ:46 シリグ、16 カッサーニ、6 ムニョス、3 ゴヤン(後半24分、80 カロッツィエーリ)、42 バルザレッティ、8 ミリアッチョ、94 アクアー(後半10分、10 ミッコリ)、23 ノチェリーノ、72 イリチッチ、27 パストーレ、9 エルナンデス(後半32分、51 ピニージャ)
控え選手:99 ベヌッシ、4 カサミ、11 リヴェラーニ、36 ダルミアン
監督:デリオ・ロッシ

主審:エミーディオ・モルガンティ(アスコリ・ピチェーノ)
警告:前半27分 アクアー、後半8分 ムニョス、後半23分 カロッツィエーリ
退場:後半45分 ムニョス
ロスタイム:前半1分、後半5分


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