UEL、ハイデュク・スプリト対インテル:0ー3、好調な出だし

UEL、ハイデュク・スプリト対インテル:0ー3、好調な出だし

前半はスナイデルが先制し、長友が追加点を決める。後半にはコウチーニョがダメ押しゴール

[スプリト] インテルは最高の形でヨーロッパリーグでの戦いをスタートさせた。スナイデル、長友、コウチーニョのゴールで、0-3でハイデュクに圧勝。3万5000人のクロアチアサポーターで埋まった"ポリュド"スタジアムで会心の勝利をモノにした。

前半:インテルの2012-13シーズン、初の公式戦。舞台はクロアチア、スプリトの"ポリュド"スタジアム。UEL予選3回戦の試合である。ハイデュクはラトヴィアのスコントFC相手の予選2回戦セカンドレグで0ー1の敗北を喫したものの、ファーストレグで2ー0で勝っていたため、3回戦進出を果たした。ストラマッチョーニ率いるインテルはUELのデビュー戦。監督はDFラインの中央はキヴとシルべストレ、右サイドにジョナタン、左サイドに長友を配し、中盤のセンターにはサネッティ、グアリン、カンビアッソを据え、ワントップにミリート、2列目にはスナイデル、パラシオ、ジョナタンを据えた。インテルの公式戦初戦と言うことで、モラッティ会長もスプリトの"ポリュド"の貴賓席に姿を見せた。
キャプテンのサネッティにとっては、出場試合800まであと2試合に迫る今日のゲーム。ちなみにヨーロッパのカップ戦では、この日の試合が記念すべき150試合目の出場となる。
ハイデュクにとっては国際舞台でのインテルとは初試合。この特別な機会にハイデュクはモティベーション旺盛で臨んだ。
インテルは3分にいきなりパラシオに深い地点へのパス。ブラジェヴィッチが難なくこれに対応する。インテルは序盤戦から攻撃を展開。10分にはジョナタンからのロングクロスにスナイデルが合わせようとするが、ハイデュクDFはそれをカット。11分にはハイデュクがコーナーキックをゲット。そのボールがこぼれた時点でインテルはカウンターアタック、スナイデルがシュートを打つが、ラドシェヴィッチがファウルでこれを防ぐ。15分にはヴクシッチがミドルシュートを試みるがハンダノヴィッチがこれを確実にキャッチする。
そして、18分、インテルに先制ゴールが生まれる。ミリートからパスを受けたスナイデルが相手DF2人をドリブルでかわしてシュート、ボールはクロスバーとポストの境のゴールネットを揺らした。インテル、0-1のリードを奪う。
18分にはハイデュク最初のイエローカードがマロカに提示される。31分にはインテルの鮮やかなコンビネーションプレー。ミリートとのワンツーで抜け出したスナイデルがシュートを打つが相手のブロックに防がれる。33分には長友が絶好のクロスをフィード。だが、グアリンが一歩ボールに追いつかずチャンスを逸した。それに対し、ハイデュクは、37分にヨジノヴィッチがカーブをかけたシュートを打つが、味方のアンドリアシェヴィッチの体に当たってチャンスを逸した。
そして、44分にインテル待望の追加点が生まれる。スナイデルからパスを受けた長友が左サイドから右足でカーブのかかったシュートを打つ。シュートはゴール前で相手DFのマロカの体に当たりコースを変えた。相手ゴールキーパーはこれに対応できず、ボールはゴールネットを揺らした。1分のロスタイムが与えられ、スナイデルと長友のゴールでインテルが0-2とリードして前半終了。

後半:ハーフタイム、インテルサイドはキヴに代わってサムエルがピッチに。一方、ハイデュクは、オゾビッチがアウト、マグリカが入った。
3分にインテルに決定的なチャンス。スナイデルのクロスにカンビアッソがヘッドで合わせたが、わずかにゴールマウスを外した。7分にはジョナタンの右からの低いクロスにミリートがヒールでゴールを狙うがわずかに枠を外した。18分にはハイデュクも反撃に転じる。ヴクシッチがロングシュート、これがインテルDFの体に当たり、コーナーキックに。21分、ストラマッチョーニは2枚目のカードを切る。先制ゴールを奪ったスナイデルを下げ、コウチーニョをピッチに送り出した。22分にはインテルに大きなチャンス。パラシオの右からのクロスをミロヴィッチがクリアしたが、これが味方のゴールマウスに飛び、あわやオウンゴールと思わせたが、ブラジェヴィッチがこれをコーナーキックに逃げる。
そして27分、インテルに勝利を決定付ける3本目のゴールが生まれる。エリア内でボールをもらったコウチーニョが右足でカーブをかけ、ポストを巻くようなシュートでゴールネットを揺らした。
31分、3点をリードしたインテルはここで余裕のメンバーチェンジ。ミリートはお役ごめん。若手のリヴァヤに出場機会が与えられた。3点を追うハイデュクは、33分に決定的なチャンスを掴む。ゴール前でハンダノヴィッチと1対1になったマグリカが浮き球でゴールを狙うが、カバーリングに入った長友がゴールライン上でボールを掃きだして失点を防ぐ。35分には再びマグリカにゴールチャンス。マグリカのシュートがシルベストレの体に当たりコースが変わったが、ハンダノヴィッチが辛うじてこれをセーブして失点を防いだ。
3点リードでもインテルは攻撃の手を緩めない。40分にはジョナタンがミドルシュートを試みる。ブラジェヴィッチが一度こぼすが、何とかこれをセーブして4点目の失点を防いだ。
2分間のロスタイムの後、主審は試合終了の笛を吹く。この日、インテルはヨーロッパリーグでの初勝利を記録。スナイデル、長友、コウチーニョのゴールでハイデュクを粉砕した。ハイデュクのサポーターは完敗を喫したチームに対して、大きな拍手でその労を称えた。ヨーロッパのカップ戦が美しいことを実感した瞬間でもあった。


ハイデュク・スプリト対インテル 0ー3
得点者:
前半18分 スナイデル、44分 長友、後半27分 コウチーニョ

ハイデュク・スプリト:1 ブラジェヴィッチ;6 ヴルシャエヴィッチ、22 マロカ、5 ミロヴィッチ、17 ヨジノヴィッチ;7 アンドリアシェヴィッチ(後半9分、4 ミリッチ)、14 ラドシェヴィッチ;11 オレムス(後半34分、29 トマシュ)、18 ツァクタシュ、20 オゾビッチ(後半1分、9 マグリカ);13 ヴクシッチ
控え選手:16 ルスティカ、19 ヴグデリヤ、24 ヴコヴィッチ、27 ヨニッチ
監督:ミショ・クルスティチェヴィッチ

インテル:1 ハンダノヴィッチ;42 ジョナタン、6 シルベストレ、26 キヴ(後半1分、25 サムエル)、55 長友;4 サネッティ、19 カンビアッソ、14 グアリン;8 パラシオ、22 ミリート(後半31分、88 リヴァヤ)、10 スナイデル(後半20分、7 コウチーニョ)
控え選手:12 カステッラッツィ、16 ムディンガイ、24 ベナッシ、33 エムバイェ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

主審:フセイン・ゲジェク氏(トルコ)
警告:前半18分 マロカ、後半45分 ラドシェヴィッチ、47分 シルベストレ
ロスタイム:前半1分、後半2分

広報部


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