ミラノ発 – 今年で第3回となるホーム・オブ・フェームの投票が開始された。今年度は既に現役を退いた、2009-10シーズンの3冠達成メンバーもノミネートされるスペシャルバージョンとなる。(投票基準、方法についてはこちら)。これまで同様、ファンはゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードの4部門にノミネートされた選手の中から、それぞれ1選手に投票する。
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過去2シーズンの受賞者:
- 2018年:ワルテル・ゼンガ;ハビエル・サネッティ;ローター・マテウス;ロナウド
- 2019年:フランチェスコ・トルド;ジャチント・ファチェッティ;デヤン・スタンコヴィッチ;ジュゼッペ・メアッツァ
先週は GK部門の候補者達をこちらの記事で紹介した。今回はハビエル・サネッティ、ジャチント・ファッケッティに続いて殿堂入りの可能性があるDFにスポットを当てる。同部門にノミネートされた46名は、いずれもインテルの最終ラインを形成、才能あるディフェンダーというネラッズーリの伝統を受け継いだ名選手達だ。サネッティとファッケッティはDFとしても躍動したが、事実上はウィンガーだった。センターバックとして長年にわたりその才能を発揮した、多くのチャンピオンがインテルに在籍してきたことも忘れてはならないだろう。
ノミネート選手のリストはクラブ創設から数年後、エレーラ率いるグランデ・インテルと共にクラブ史へ名を刻んだディフェンダーから始まる。例えばアッレマンディ:1度サッカー界からの追放を受けるも、赦免された後ユベントスで2年間を過ごし、その後ネラッズーリへと移籍、207試合に出場しスクデットを獲得した。同選手は1934年には、イタリア代表と共にW杯制覇を成し遂げた。バレリオ、ブラーソン、ボルゾーニ、ブエノコーレ、エングラー、フランチェスコーニ、ジャコマッツィ、ジャンファルドーニ、ジョヴァニーニ、ロカテッリ、パドゥラッツィ、ピエトロボーニ、セッティ、ヴィンチェンツィは、創世記においてインテルを支えたDFだ。
そして偉大なるインテルの伝説:ルグニッチ、グァルネリ、キャプテンのピッキ(257試合に出場、写真では常にチームが獲得したトロフィーを抱えている)。ファッケッティと共にエレーラ指揮下、鉄壁の守備を形成。また常に先発出場とはならなったが、自らの居場所を勝ち取ったスパルタコ・ランディーニも候補に挙がっている。
1970年代から1980年代にかけインテルでプレーした選手からも様々な候補者がリストに名を連ねる:ベルーギ、カヌッティ、ジュベルトーニ、ガスパリーニ、フェデレ、そしてファンに人気を博す2人のキャプテン:1979-80年のリーグ優勝の鍵を握ったグラツィアーノ・ビーニ、1977年から1992年までクラブに在籍し、新記録達成を果たしたチームの1員でもあったベッペ・バレージだ。他にも同選手と共に新記録樹立に貢献した4人の選手が殿堂入りを目指す:キャプテンベッペ・ベルゴミ、ブレーメ、マンドルリーニ、フェッリ。
1994年、1998年にUEFAカップ制覇を果たしたインテルには、以下の選手が在籍:バティスティーニ、アントニオとマッシモのパガニン兄弟、フェスタ、コロンネーゼ、フレッシ、ガランテ、そしてタリボ・ウェスト。
そして3冠王者達。6人のディフェンダーがクラブの偉業達成に寄与:コルドバ、マテラッツィ、サミュエル、キヴ、マイコン、ルシオ。
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