サッスオーロ戦で悔いが残る3-3の引き分け

サッスオーロ戦で悔いが残る3-3の引き分け

 ネラッズーリは2度のリードを得るも、守り切ることが出来なかった。

 ミラノ発 - アントニオ・コンテは最近のインタビューでミスの大きさや今季終盤ではそれが許されないと何度も語っていたが、それは今夜の多くのチャレンジと短時間でのゴールが奪われる試合もその一つだった。インテルは今節サッスオーロ戦で勝点3を確保する必要なレベルを保てず、多くのゴールとミスで構築された試合となり、最終的に3-3で終了した。 

 インテルは前半終盤、サッスオーロは後半終盤に2得点を決めたが、結果的にホームチームにとって厳しく、苦い結果となった。試合終了間際にはシュクリニアルが退場になるなど、インテル対サッスオーロ戦は間違いなく退屈という言葉とは程遠い一戦だった。

 試合開始からインテルがボールを保持して主導権を握り始めた矢先に一瞬の隙を突かれて先制ゴールを許してしまう。4分、ジュリチッチのラストパスを受けたカプートが飛び出してきたサミル・ハンダノヴィッチの動きを良く見てゴール左に流し込んだ。1点のビハインドに陥ったネラッズーリはすぐに攻撃的にサッスオーロゴールへ向かう:クリスティアン・ビラーギからのピンポイントクロスをゴール前でアレクシス・サンチェスがヘディングシュート。しかしボールはゴール左に外れてしまった(12分)。15分にはビラーギの角度のあった直接FKをコンシーリが右手で弾き飛ばした。サッスオーロはカウンター攻撃から複数回危険なシーンを作り出すが、アレッサンドロ・バストーニ、ミラン・シュクリニアル、アンドレア・ラノッキアの守備陣が決定的なシュートを打たせない。

 インテルは両サイドから何度もサッスオーロの守備陣を崩そうとするが、深い位置で守るアウェイチームを攻略できない。反対にサッスオーロが徐々にボールを上手く走らせてインテルが守備に回る時間が多くなる。このまま前半終了かと思われた40分にオーバーラップしたシュクリニアルがペナルティーエリア内でボガに倒されてインテルがPKを獲得。このビックチャンスをルカクが冷静にゴール右へボールを蹴り込んだ(41分)。さらに前半アディショナルタイム1分、アレクシス・サンチェスからのパスをビラーギがトラップから倒れ込みながら得意の左でゴールネットを揺らし、インテルが試合を引っ繰り返してハーフタイムを迎えることに成功した。

 後半はコンシーリが手で弾き飛ばしたビラーギの直接FK(49分)とロベルト・ガリアルディーニのミドルシュート(51分)でスタートした。動きがない後半序盤となりアントニオ・コンテ監督は62分に前線のサンチェスとエリクセンをベンチに下げて、ラウタロ・マルティネスとルシアン・アゴウメをピッチに送った。その采配が実ってネラッズーリは64分にビックチャンスを作り出す。ラウタロのパスをルカクがシュートし、コンシーリに弾かれたボールを走り込んだガリアルディーニが無人のゴールに蹴り込んだと思われた。しかしボールはゴールバーを叩いて得点とはならず。

 さらにコンテ監督は両サイドハーフのビラーギとヴィクター・モーゼスのポジションにアシュリー・ヤングとアントニオ・カンドレーヴァを入れる(75分)。しかし81分にヤングがミュルドゥルをペナルティーエリア内で倒してしまいサッスオーロがPKを獲得。これをベラルディがゴール中央にシュートし、ハンダノヴィッチはボールに触れるも完全に止めることはできなかった。中盤にスペースが開き始めて両チームがゴール前にボールを運び出す。84分にラウタロのシュートはコンシーリに止められたがこぼれ球をルカクが押し込む。だがオフサイドの判定でノーゴール。だが勢いを強めるインテルは86分にカンドレーヴァのFKからゴール前ファーサイドに飛び込んだボルハ・バレロが合わせて再びリードを奪った。しかしその喜びは長く続くなかった:89分サッスオーロの左からのクロスをインテル選手たちはゴール前でクリア損ね、後ろに流れたボールをフリーのマニャーニが右足でスコアを3-3とした。

 後半アディショナルタイムにはシュクリニアルが同試合2枚目のイエローカードを受けて退場処分となって試合終了。ネラッズーリにとって極めて後味の悪い最終結果となった。これでシュクリニアルは次節パルマ戦は出場停止。同試合で主審から警告を受けたアントニオ・コンテもベンチ入りが出来ない。

 3ゴール、勝点1、多くの後悔。終止符を打つべき試合だったが、試合州間際にインテルの手から勝利がこぼれ落ちた。だが落ち込んでいる暇はない、ネラッズーリの次の試合は今週日曜日に控えている。 

インテル 3-3 サッスオーロ
得点者:
カプート(4分)、ルカク(41分PK)、ビラーギ(45+1分)、ベラルディ(81分PK)、ボルハ・バレロ(86分)、マニャーニ(89分)

インテル(3-4-1-2):1ハンダノヴィッチ;37シュクリニアル、13 ラノッキア(6デ・フライ54分)、95バストーニ;11 モーゼス(87カンドレーヴァ75分)、5ガリアルディーニ、20 ボルハ・バレロ、34 ビラーギ(15ヤング75分);24エリクセン(32 アゴウメ62分);9ルカク、7 サンチェス(10ラウタロ62分)
ベンチ:46 ベルニ、2 ゴディン、18 アサモア、23バレッラ、30 エスポージト、31 ピロラ、33 ダンブロージオ
監督:アントニオ・コンテ

 

サッスオーロ(4-2-3-1):47 コンシーリ;17 ミュルドゥル、21 キリケシュス(32 マニャーニ79分)、31 フェッラリ、6 ロゲリオ(77 キリアコプロス46分);4 マニャネッリ(73 ロカテッリ58分)、14 オビアング;25 ベラルディ、10 ジュリチッチ、7 ボガ(27 ハラスリン67分);9 カプト(68 ブラビア 58分)
ベンチ:56 ぺゴロ、64 ルッソ、13 ペルーゾ、18 ラスパドーリ、23 トラオ、35 ピッチニーニ
監督:ロベルト・デ・ゼルビ

イエローカード:ロゲリオ、バストーニ、コンテ
レッドカード(イエローカード2枚):シュクリニアル
アディショナルタイム:2+3分

主審:マッサ
副審:スケノーネ、インペリアーレ
4審判:ミネッリ
VAR & VARアシスタント:ナスカ、アラッシ


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タグ: セリエA
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