ミラノ発 - 23日(日)サミル・ハンダノヴィッチによって掲げられたイタリア王者トロフィーが今、ティーヴン・チャン会長の手によってインテル本社トロフィールームの中央に置かれ、これまで獲得したトロフィーの仲間入りを果たした。クラブ史上19個目となる今季スクデットに加えて、過去の同トロフィーはクラブの成功の大きさを際立てている。同トロフィーの歴史を紐解いてみよう。
ハンダノヴィッチ:セリエA優勝トロフィーを掲げた史上3番目の外国人主将
スクデットの歴史となるイタリア王者トロフィーは1960年に導入された。同シーズン以降のセリエA優勝トロフィー掲げたキャプテンの歴史を見ると、サミル・ハンダノヴィッチがセリエA史上3人目となる外国人主将であることが分かった。
同選手以前はディエゴ・アルマンド・マラドーナ(ナポリ主将、スクデット2回)とハビエル・サネッティ(インテルでスクデット5回)だけが主将としてリーグ優勝トロフィーを掲げた。
1960年以降でスクデットを掲げたネラッズーリ主将:アルマンド・ピッキ(1963年、1965年、1999年);サンドロ・マッツォーラ(1971年);グラツィアーノ・ビニ(1980年);ジュゼッペ・バレージ(1989年)、ハビエル・サネッティ(2006年、2007年、2008年、2009年、2010年);サミル・ハンダノヴィッチ(2021年)。
THE SCUDETTO: THE HISTORY OF THE TRICOLOR SYMBOL
23日(日)サン・シーロで19の文字が中央に施された3色のスクデットを見ることが出来た。そして来季、ネラッズーリユニフォーム中央に同スクデットが入る。イタリア王者の証スクデット。レガ・セリエAによると、同エンブレムは天才ガブリエーレ・ダンヌンツィオに起因する古代起源の歴史を持っている。ガブリエーレ・ダンヌンツィオは親善試合中にイタリア軍選抜ユニフォームにトリコロールの盾を付けたいと考えていた。
イタリア王者ユニフォームに同エンブレムを入れる決定は1924年に下された:イタリア国旗色の盾、イタリア国内サッカー制覇の象徴。
イタリア王者のカップ:1960年から続く勝者のトロフィー
イタリア王者トロフィーは1960年、国際的に有名なメダリスト兼彫刻家エットーレ・カルヴェッリによって考案された。硬いソーダライトブルーストーンの土台、中央にはアスリートの寓話をデザインしたゴールドリングがある。最近同トロフィーは改装された:高さ58cm、重量8kg。
同トロフィーには1960-61シーズン以来イタリア王者の称号を獲得した全チーム名も金色の基盤に刻まれている。そしてオリジナルトロフィーはイタリア王者チームに届けられている(保有期間1シーズン)。ピッチ上での優勝式典は2005年から導入された。
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