インテル対キエーヴォ、2-0:“クチュ”とマイコンの得点で勝利

前半はスコアレスドロー。後半にカンビアッソが先制、そしてマイコンが追加弾

ミラノー セリエA 2010-11シーズン第32節、土曜日のナイトゲーム、18時キックオフで行われたインテル対キエーヴォ戦は2-0でインテルが勝利をモノにした。前半はジャンパオロ・パッツィーニ、サミュエル・エトオなどが決定的チャンスをつかんだが、得点なし。そして後半20分、“クチュ”ことエステバン・カンビアッソが右足で決めた。カンビアッソのシュートは、DFのアンドレオーリの体をかすめた後、GKのソレンティーノの手に当たってネットを揺らした。さらに後半39分、ゴール前にこぼれたボールにマイコンが反応、体を半転させてボールをゴールに流し込んで勝利を決定付ける2点目を挙げた。この勝利でインテルは勝ち点63で暫定的に2位に浮上。明日の他のゲームの結果を待つことになった。

前半ー キエーヴォに対し、レオナルド監督は、出場停止明けのルシオを起用、ラノッキアとセンターバックコンビを組ませた。サイドバックは右にマイコン、左に長友という布陣。中盤をサネッティ、カンビアッソ、スタンコヴィッチで構成、パッツィーニ、エトオの2トップの背後にはカルジャを据えた。

キックオフ直後攻めに出たのはキエーヴォだった。インテルの最初のシュートは7分が経過してのこと。サネッティからのパスをエトオが狙ったが、相手GKのソレンティーノが難なくキャッチした。さらにその直後、スタンコヴィッチのパスにパッツィーニが反応したが、ボールはソレンティーノの手の中に収まった。15分、インテルに2回のチャンス。最初のチャンスを作ったのは長友。パッツィーニのパスを受けた長友はトップスピードで左サイドを切り裂き、ゴール前にグラウンダーの折り返し。長友のパスにエトオの足がわずかに及ばず、得点にならなかった。その1分後、マイコンのスルーパスに抜け出たパッツィーニがGKとの1対1になりグラウンダーのシュートを打ったがファーサイドに外れた。インテルにとっては非常に惜しいチャンスだった。28分にはキエーヴォが決定的チャンス。ボグリアシーノがエリア内で、フリーでシュートを打ったが、ジュリオ・セザルが確実にキャッチした。34分、右サイドからのサルドのクロスがコースを変えてゴールの方向に飛んできたが、ジュリオ・セザルがこれを落ち着いて処理した。38分にインテルにチャンス。エトオが右足でシュートを放つが、ボールはわずかに枠を外れた。41分にはキエーヴォにビッグチャンス。サルドのクロスにペリシエルがフリーでヘディング。ボールはクロスバーの上に外れた。44分には、サン・シーロの観客から見るとゴールのように見えた場面。ラノッキア、パッツィーニから流れたボールをマイコンが右サイド深い地点から右足のアウトでニアサイドを狙ったが、ボールはサイドネットの外側に吸い込まれた。前半は0-0で終わった。

後半ー ハーフタイムでインテルサイドに交代あり。レオナルドは後半の頭からスナイデルを起用、スタンコヴィッチを下げた。6分、ヨキッチのクロスにペリシエルがヘッドで合わせたが、前半のチャンスと同様に、ボールは上に外れた。その3分後に再びペリシエルにチャンス。ここはジュリオ・セザルが確実にセーブした。13分、スナイデルのパスで長友がオーバーラップ、パッツィーニへのクロスを出したが、マンデッリがそれを前でカットした。15分には、マンデッリがペリシエルからのパスを受けてシュートを放ったが、ジュリオ・セザルがパンチングで逃げた。さらに17分、コンスタンがゴール前に完全にフリーになったと思われたが、その瞬間、何とかマイコンの足が出てインテルはピンチを脱した。ここまではキエーヴォが再三チャンスを作るという展開。だが後半20分、ついにインテルに先制ゴールが生まれる。左サイドでのスナイデルのFKが右サイド深いところでルシオに収まり、ルシオはマイコンにバックパス。マイコンは真横にパスを出し、これをカンビアッソがサイドで決めた。ボールは最初にアンドレオッリの体に当たり、さらにGKのソレンティーノの手をかすめてゴールに吸い込まれた。33分にはキエーヴォに決定的なチャンス。ヨキッチからのパスからペリシエルがフリーでシュートを放ったが、ボールはクロスバーの上に。35分、チアーゴ・モッタのヒールキックで相手DFラインを抜け出たミリートがGKと1対1になり、右足のチップキックでシュートを試みたが、GKが難なくそれを処理した。その1分後、ソレンティーノはスナイデルのシュートをブロック。39分、今度はキエーヴォのウリーベが決定的なチャンスで枠を外した。そして、その数分後に、インテルが追加点を挙げることになる。右サイドのマイコンから中央のスナイデルにパスが渡り、スナイデルがエリア周辺からシュートを放つが、それがミリートの足下に収まり、ミリートはそれをマイコンにパス。マイコンは相手ゴール前で体を半転させて右足でボールをゴールに流し込んだ。44分にはミリートが右足のシュートを試みるが、枠を捉えられず。さらに、その1分後、再びミリートに決定的なチャンス。ヨキッチから偶然に出たボールを頭で狙ったが枠を捉えることがなかった。その直後に長友が抜け出て左サイドからシュートを狙ったが、ソレンティーノが難なくセーブした。後半のロスタイムは5分。インテルが2-0でキエーヴォを破った。

インテル対キエーヴォ 2-0

得点者:後半20分 カンビアッソ、後半39分 マイコン

インテル:1 ジュリオ・セザル、13 マイコン、6 ルシオ、15 ラノッキア、55 長友、4 サネッティ、19 カンビアッソ、5 スタンコヴィッチ(後半1分、10 スナイデル)、14 カルジャ、7 パッツィーニ(後半16分、22 ミリート)、9 エトオ(後半31分、8 チアーゴ・モッタ)
控え:12 カステッラッツィ、2 コルドバ、23 マテラッツィ、27 パンデフ
監督:レオナルド

キエーヴォ:28 ソレンティーノ、20 サルド、5 マンデッリ、3 アンドレオッリ、17 ヨキッチ、6 フェルナンデス、16 リゴーニ、23 コンスタン(後半23分、7 マルコリーニ)、26 ボグリアシーノ(後半31分、90 ウリーベ)、80 モスカルデッリ(後半10分、77 サロウ)、31 ペリシエル
控え:18 スクイッツィ、4 マントヴァーニ、12 セザル、84 プルゼッティ
監督:ステファノ・ピオーリ

主審:アントニオ・ジャンノッカロ(レッチェ)

イエローカード:前半20分 サルド
インジュリータイム:前半2分、後半5分
観衆:61,456名


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